宅配に任せて、ひと安心 食事が後押し、おすすめ腎臓病食リスト

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覚えておこう!腎臓病の食事療法ポイント

 

食事療法とは?

食事療法とは、食事の内容や摂取成分、カロリー、量などを調整して、病気の予防や改善を図る方法です。 どのような食事内容になるかは、対象の病気によって異なりますし、まだ病気になっていない人でも、内臓の負担を軽くしたり血圧の上昇を抑えたり、カロリーの摂り過ぎを控えることで生活習慣病などの予防をすることができます。

また、すでに病気になっている人でも、薬物療法やほかの治療法などと併せて食事療法を行うことにより、病気の進行を遅くしたり改善することにつながります。

腎臓病の場合は、一度悪くなってしまった機能を回復させることは難しいですが、腎臓にかかる負担をできるだけ抑えて、病気の進行を遅らせることは可能です。 ただ、腎臓病の進行度合いによって、制限すべき成分の許容範囲などは変わってきますので、自己判断をせず、必ず腎臓の状態を診断してもらって医師に相談するようにしましょう。

食事療法のメリット

食事療法によって、病気の予防や改善を図ることにはたくさんのメリットがあります。

食事によって腎臓の負担を軽くできる

病気によっては、入院や手術を余儀なくされることもありますし、いくら食事内容を工夫しても病気の進行を遅らせることができないこともあります。 その点では、腎臓病は食事療法によって腎臓の負担を軽くし、病気の進行を遅らせることができるので、自分で積極的に取り組むことが可能だといえます。 食べるものに制限があるとはいえ、何か特別なことをするわけではなく、毎回の食事で病気に向き合うことができると気持ちも前向きになれますね。

食事療法は自宅でできる

たとえば、薬や手術などの治療は病院で診察を受けないと不可能ですが、食事療法ならばその内容に気を付けていれば、自宅で普段通りの生活を送ることができます。 制限があるとは言え、ダイエットのように極端に量を減らさなくてもいいので、工夫次第でおいしい食事ができ、家族と一緒に食卓を囲めるのもありがたいことですね。 痛みを伴う治療や飲むのが大変な薬ではなく、毎日の食事が病気の改善につながると思えばそれほど苦に思うこともありません。

健康的な食事内容になる

腎臓病の療法食は、たんぱく質や塩分を減らすという制限がありますが、塩分を控えることは高血圧の予防にもなりますし、これまで食生活に気を使っていなかった人にとっては、療法食のほうがよほど健康的な場合もあります。

たとえば、療法食にすればおのずと塩分や添加物の多いインスタントの食品は控えるようになりますし、油ものも控えて肉や魚、野菜などのバランスの取れたメニューになるでしょう。 たんぱく質や塩分を抑えた食事を作るには工夫も必要ですが、これまでの食生活を振り返るきっかけになり、健康的な生活習慣も身につくのではないでしょうか。

 

宅配サービスは便利なサービスが豊富

腎臓病の療法食をすべて手作りするのは確かに大変です。 まず、どの食材にどのような栄養素がどれくらい入っているか調べることから始まり、摂取できる量やカロリーを計算し、摂取してはいけない栄養素にも気を配ってメニューを考えないといけません。 普通の食事のメニューを考えるだけでも一苦労なのに、制限されるとかなり自由度が低くなります。

ただ、それらをすべてご自分やご家族だけで行う必要はないのです。 腎臓病に限りませんが、最近は必要な栄養素やカロリーが計算されたメニュ-による療法食を届けてくれるような宅配サービスが豊富なので、そういったサービスを利用すればメニューを考えたり計算したり、一人分だけ特別に作る必要はありません。 もちろん、普段は手作りで、時々宅配サービスを利用するのもいいですし、毎回の食事をお任せするのもいいでしょう。 料金も決して高いものではありませんので、家計を圧迫することもありません。 宅配サービスの会社も豊富なので、選べる自由度も高いですよ。

摂取?制限?知っておきたい腎臓病の食事療法ポイント

腎臓病食は制限が多くて献立を考えるのが難しい…と考えがち。健康診断などで腎機能の低下を指摘され、食事制限を始めなければならないと知ったときには、どうしたら良いか困ってしまう人がほとんどでしょう。

腎臓の機能は、一度衰えると完全に回復させることを期待できません。となると改善することではなく、それ以上悪化させないことが治療の目的となってくるわけです。これ以上腎機能を低下させないように、できるだけ腎臓の負担を減らす食事は一生に関わる問題です。ようするに「食事療法」が大事です。

では、その食事療法で気をつけるべきことは?制限しなければならないものと摂取すべきもの、以上の2つに分けて解説します。腎臓のために毎日の食事の中で注意すべきことを詳しくまとめてみました。

制限しなければならないもの

腎機能を守るための食事の基本は、腎臓の負担となる成分を適切に制限することにあります。

腎臓病の食事療法は、「制限しなければならない成分がたくさんある…」というイメージが強いのでは?ダイエットの食事制限のように、摂取カロリーを減らせばよいという単純なものではありません。

たんぱく質などの成分が○○gと、各成分を制限することが不可欠なのです。栄養成分や含まれている食材に関する知識も必須。1食あたりどのくらい摂取して良いのか、そのために食材をどのくらい使うのか、細かく計算する必要があります。

特に注意すべきなのは、たんぱく質と塩分、カリウムです。たんぱく質は、余分に摂取し過ぎると血液中に老廃物を増やしてしまい、体外へと排出するために腎臓が過剰に働いて負担となります。

塩分やカリウムも同様に、腎臓の機能低下の原因となってしまいますので、摂取を控える必要があるのです。

ただし、腎機能がどの程度まで低下しているかによって摂取量の制限も変わってきます。医師の診断や管理栄養士の指導に従って、栄養調整を行うようにしましょう。

腎臓病の食事療法で制限すべきものを確認しましょう>>

摂取すべきもの

お肉や魚などのたんぱく質の量を制限すると、摂取カロリーが不足してしまうケースが多くなります。たんぱく質制限を行っていると、摂取するカロリーが減ってしまうことがあります。カロリーは、私たちが体を動かしたり脳を使ったりするエネルギー。年齢や活動に見合った分だけ摂取すべきなのです。

体を動かすエネルギーが不足すると、元々蓄積されているたんぱく質を分解してエネルギーに変えてしまうため、代謝産物が血液中に増えてきてしまい、腎臓に負担をかける結果となります。

たんぱく質の摂取量を制限したら、同時にエネルギーをしっかり摂取しておかなければ、食事制限の意味がなくなってしまうのです。

たんぱく質以外でカロリーを摂取するのにおすすめなのが、炭水化物と脂質です。低たんぱくに加工されたご飯やパン、茹でこぼした芋、フライや天ぷらなどの揚げ物などのメニューでお腹を満たしながら、上手にカロリーを摂取しましょう。

腎臓病の食事療法で摂取すべきものを確認しましょう>>

腎臓病食の基本

腎臓病は保存療法を治療に用いられることが多いとされています。特に食事による保存療法は効果的で、腎臓病専門の病食も考案されているほどです。腎臓病食は腎臓の負担を考え、塩分を控えたレシピが考えられています。また塩分以外にも糖質やカロリーなども考えられているので腎臓病の方以外でも健康に気をつかっている方にも愛用されています。

腎臓病食はインターネットを利用して通販サイトで購入することが出来ます。通販で購入する場合は冷凍で送られてくる場合が多いため保存にも困ることがないでしょう。また腎臓病食として販売されている食事はメニューも多いので、飽きることなく病食を楽しむことが出来ますよ。これを機に腎臓病食を始めてみませんか?

腎臓病食の基本1~タンパク制限~

腎臓病において過度なたんぱく質は負担となってしまいます。腎臓病を患うと腎機能が低下することで、タンパク質から生まれる窒素代謝物を処理しきれなくなってしまうからです。正常な腎機能であれば問題のないたんぱく質の量でも腎臓病を患っている場合は注意しなければなりませんので、食事には十分気をつけましょう。

自分自身でタンパク質制限を行なう方もいますが、制限すべき量の計算や食材選びなどが難しいためなかなか続かないようです。このような場合に腎臓病食が役に立ちます。腎臓病食は栄養不足にならない程度でタンパク質をきちんと制限しているため、制限管理がとても楽になるのです。タンパク質以外にも制限が必要な栄養素があるので紹介します。

腎臓病食の基本2~塩分制限~

塩分制限は腎臓病の基本ですが、それ以上に高血圧心不全肺水腫の予防という目的もあります。

濾過機能が低下すると血中や体液の塩分濃度が上昇するため、高血圧を引き起こします。 さらに腎機能低下で老廃物の排出が鈍くなり、どんどん体に溜まってしまいます。このような状況が続くことによって、心不全肺水腫が起きてしまうのです。

腎臓病食では塩分制限が徹底されていますが、腎臓の負担を軽くするだけでなく高血圧などから起こる他の病気の予防にも貢献しているのです。

塩分は体に必要な成分となっていることは事実ですが過剰摂取は体に毒となっています。腎臓だけでなく体の健康を考えて、自分に適した腎臓病食を選ぶようにしましょう。

腎臓病食の基本3~カリウム制限~

腎臓病ではカリウムの制限も上記の二つと同様に行なう必要があります。カリウムも腎機能が低下することによって排出されにくくなり、またある一定の量カリウムが溜まってしまうと「高カリウム血症」を引き起こしてしまうため、制限を行なわなければなければなりません。普段の生活で食することの多い食材にもカリウムは含まれているので注意しましょう。

野菜の種類の中にはカリウムが豊富に含まれているものが多く、特にイモ類には注意が必要となります。また野菜だけでなく肉や魚全般にもカリウムは豊富に含まれているため、カリウム制限が数ある制限の中でも難しいとされています。腎臓病食を利用することによってややこしい食材選びを行なう必要がなくなりますし、味もしっかりとしているのでオススメです。

宅配弁当は一人暮らしの人にも人気!その理由を紹介

3食きちんとバランスよく食べなければいけないのが分かっていてもついつい省略してしまいがちです。一人暮らしの方はその傾向が顕著です。

料理が好きな人でもない限り自分の食べる分だけ作るのは面倒だと思ってしまいがちです。それでも外食は高いので家で食べたいという無茶をかなえてくれるのが宅配弁当です。

たんぱく質やビタミンなどの栄養バランスを考えて作られており、お弁当一つでたくさんの栄養を取ることができます。

もちろん揚げ物を中心としたがっつり食べられるメニューも用意されているのでその時の気分によって選びましょう。

一人暮らしの人が弁当を選ぶ理由その1.自炊するのが大変

一人分のごはんを用意するのは案外難しい作業になります。つい作り過ぎたりすると食べきるまで延々と同じものを食べるようになり2日目には飽きてくるでしょう。

アレンジレシピで同じものをベースに味を変えられればいいですがそんな器用に調理できる料理ばかりでもありません。重ねて一人暮らしは毎日家でご飯を食べるとは限りません。

外で飲んでくる機会が多い方や帰りにふらっと立ち寄ったお店でご飯を済ませてしまう傾向のある方は折角作ったご飯が家に残りがちです。そのままだめにしてしまうということもあるでしょう。 また、節約のため、家で食べようと折角作っても、急な予定変更で帰るのが遅くなったりすると外で食事を済ませざるを得ないこともあります。

食材を無駄にしてしまいがちな自炊は単純に食材がもったいないというより、全然節約になっていないことが得てしてあります。

また、料理が得意な人や好きな人は、作るプロセスを楽しめるでしょうが、不得意な方や嫌いな方がわざわざやろうとすると余計にハードルが上がってしまうことにもなります。

一人暮らしの人が弁当を選ぶ理由その2.食後の片づけが楽

ご飯を食べた後、すぐに立ち上がって洗いものをする習慣があれば別ですが食卓でリラックスしてしまうとなかなか立ち上がれません。

朝は時間がない、夜はのんびりしてしまって後回しなんてことを続けていると簡単に洗いものはたまっていきます。油汚れがこびりついていたりするとよっぽどやる気を出さないと対処することができません。

使い捨ての容器のお弁当の場合は、コンビニのお弁当と同じように、食べた後の容器は捨てるだけです。

使い捨てではなく、容器を回収するタイプのお弁当屋さんでも容器の洗いは不要なケースが多いです。こちらのタイプはすし屋の桶を置いておくのと同様に食べ終わった後の容器を外に置いておくだけで日中出かけている間に回収しに来てくれます。

どちらも自分で洗う必要がないので手間がかからない上に、お茶はペットボトルを一緒に頼んでしまえば本当に洗い物はなくなります。

一人暮らしの人が弁当を選ぶ理由その3.味付けで失敗することがない

料理に慣れていない人や下手な人が一番苦労するのは味付けです。たとえレシピを見ながら作っても『少々』の加減が分からなかったりするととんでもない味になってしまいます。

レシピ通りに作るといって、調味料香辛料の類がどんどん増えてしまい、しかも一度しか使っていない、などということも起こりえます。

宅配であれば外へ買いに行く必要もありません。1週間分や1か月分など定期的に配達してもらえるように頼んでおくと中身ができるだけ重ならないように努力してくれます。

栄養バランスもしっかり考えられており、ほぼ必ず野菜が摂取できて過度に塩分や脂質の量が増えないように配慮された商品もたくさんあります。毎日食べるものを選ぶ面倒くささもありません。日々どんなものが届くのかを楽しみに待っているだけです。

努力して作ったのに味がひどいものでは疲れるだけで報われません。練習するのも一手ですが忙しくて時間の取れない時はお弁当を頼りにすると時間を有効に使うことができます。

塩分摂取を抑える効果のある食べ物も見ておこう

塩分の取り過ぎがいろんな病気を引き起こすことが分かっていても、様々な食品に含まれています。日々の食事でよほど気を付けていないと簡単に塩分過多になってしまいます。

塩分を排出するにはしっかりとカリウムを摂取することが必要です。ただし腎臓に機能障害がある方はカリウムを排出できないので医師の指導の下、腎臓病食などでうまくコントロールしましょう。

細胞内のナトリウムとカリウムの量が調整されることで細胞の中と外の水分量が一定に保たれます。主にカリウムは体内で不要になった塩分と水分を排泄する働きがあるからです。

血中のナトリウム濃度が高いと体はそれを薄めようと、どんどん水分を取り込んでいきます。結果、血液の量が増えて血圧が上がってしまいます。カリウムをバランスよく摂取することで高血圧を防ぐことができます。

カリウムは野菜や果物に多く含まれ、アボカドやホウレン草の含有量は他の野菜果物に比べて格段に多いです。ただ、カリウムは水に溶けやすく、せっかくカリウムを多く含む野菜や果物を選んでも茹でたり煮たりするとその間に溶けだしてしまいます。可能であれば生で食べるのが一番です。リンゴはその条件を満たした優れた果物と言えます。重ねてリンゴはペクチンと呼ばれる水溶性食物繊維を豊富に含みます。

これもナトリウムを排泄する働きがあります。カリウムとペクチンのダブルでナトリウムを排泄できるリンゴは取り過ぎた塩分の排出に何役も活躍してくれます。

クランベリーもカリウムが豊富に含まれているので塩分を控えるのに効果的

クランベリーにはカリウムが多く含まれており、塩分の排出に一役買ってくれる食材です。もう一つ注目される成分としてポリフェノールの1種、アントシアニンも豊富に含んでいます。

アントシアニンは抗酸化作用があり、血液中の悪玉コレステロールの生成を抑えます。血流がよくなるのはもちろん、腎機能を活発にしてくれるので水分やナトリウムの排出もスムーズになります。

カリウムでの塩分排出だけでなく腎機能も促進してくれる食材は他になかなかありません。ただし、食べ方に注意が必要です。そのままでは酸味が強く食べられません。

カリウムは水に溶けだす性質があるためジュースやジャムにしてしまうと十分な効果が得られない可能性があります。お肉のソースにしたりお酒に付けてリキュールにしたりするのがおすすめです。

調理するのが面倒な時はクランベリーの成分が摂取できるサプリでも構いません。通販などで販売しているのでクランベリーをキーワードに探してみましょう。

卵白に含まれるオボムチンにはコレステロールを抑える働きがある

血中のコレステロールの含有量が増えると、血管にへばりつき血液が流れる面積を狭くしてしまいます。結果動脈硬化などの血管が原因のトラブルを引き起こしてしまうのです。

最近の研究結果をもとにして、コレステロールの摂取制限が撤廃されたりもしましたが大量摂取していいものではありません。コレステロールを上げてしまう代表格の食べ物として長く卵があげられてきました。

意識的に卵の摂取を控えている方も多くいらっしゃるでしょう。確かに卵黄に含まれるコレステロール量は多いですが卵を総合的に考えるとそれが全て吸収されているわけではありません。

卵白にはコレステロールがほとんどなく、オポムチンと呼ばれるコレステロールの吸収を阻害する働きのある成分も含まれています。卵自体は完全食と言われるほど様々な栄養素を含有した食べ物です。

卵黄の数値だけに囚われて避けるのはもったいないです。卵だけを敬遠することなく、野菜を中心としたバランスの良い食生活を心がけましょう。

不足している栄養素を補う事も大切

腎臓病になると、腎臓の負担を軽減するために塩分やカリウムを制限する必要があります。しかし、塩分やカリウムを少なくするあまり、他の栄養素が不足してしまうこともあります。腎臓病食に関する正しい知識をきちんと身に着ければ塩分やカリウムの接種を抑えつつも不足している栄養素をきちんと補うことが出来るのです。

しかし、毎日3食腎臓病食を作るのは大変で、材料費もかかってしまいます。そのため、腎臓病食を取り扱っている宅配や通販を利用すれば、栄養バランスもよく腎臓に負担をかけない食事を摂取することが出来ます。

脂質で補おう

腎臓への負担を軽減するために、たんぱく質の制限をすると食事からのエネルギー摂取が不足してしまいます。エネルギーが不足しますと、低血糖状態に陥り、めまいやふらつきに頭痛といった症状が現れます。そのため、たんぱく質の代わりにエネルギーとして代用できるものが油です。

揚げ物や炒め物で油を使って摂取することをお勧めしていますが、使用する油も普通のサラダ油ではなくオリーブオイルやベジタブルオイルなど良質なオイルを摂取するようにしましょう。サラダにはごま油や亜麻仁油をかけて脂質を補うのもいいでしょう。ドレッシングを使用する際に市販品は塩分を大量に含んでいるものが多いため、自分で手作りをすることで塩分濃度を調節することが可能です。

炭水化物で補おう

炭水化物はエネルギーとなるブドウ糖をたくさん含んでいます。麺類やご飯、パンが炭水化物の代表です。ただし、うどんにはコシを出すために塩が多量に含まれています。塩分を控えた市販品も出ているため、こういったものを利用するのもいいでしょう。

ほかにもイモ類は炭水化物に分類され、エネルギー補給として利用できますが、イモ類にはカリウムがたくさん含まれています。カリウムは塩分摂取を抑える働きがあると先述しました。カリウムを摂り過ぎたくない方は、一度茹でこぼしてカリウムを減らしましょう。また、サラダなど生で食べる際は一度水にさらすといいでしょう。カリウムは水に溶ける性質があるからです。

はるさめはでんぷん食品のため、いろんな料理に利用できます。サラダだけではなく、炒め物やあえ物、スープの中に入れるなど、色々なものに使えてエネルギーも補給できるのでお勧めです。

糖質で補おう

糖質はエネルギー補給に欠かせないものです。糖質とは、麺類やご飯などの主食だけではなく、イモ類や果物など多くの食品の中に含まれています。料理に砂糖やはちみつ、粉飴を利用するといいでしょう。炒め物の中に粉飴を入れてみたり、腎臓病患者さん用のおやつにはちみつを利用してみたり、飴をなめて糖質補給をするなど工夫次第で上手に糖質を摂取できます。

生の果物にはカリウムが豊富に含まれているので、腎臓病のステージが高い人や水分量を制限されている方は、その点に注意しながら、量を調節して下さい。

腎臓病は疾患別で食事療法が変わる

同じ腎臓病でも疾患別で食事療法は変わります。急性腎炎の急性期は水分量を制限しますが、回復期の制限はありません。

ほかにも慢性腎炎は塩分量が8グラム未満、腎不全は7グラム以下など症状別で塩分摂取量が違うことや、水分の摂取量がある場合とない場合があります。体の表面からも1kgあたり15mlの水分が奪われるため、夏場は特にこの水分量の接種には注意をする必要があります。

たんぱく質の摂取量も疾患別で大きく差があるので、腎臓病はどれも同じではなく、疾患別で正しく食事や水分制限をする必要があります。

腎炎の場合

腎臓には毛細血管が糸くずのようにたまった組織の事を糸球体といいますが、この糸球体に症状がおこることを腎炎といいます。腎炎には慢性のものと急性の2つがあり、急性の場合溶連菌などの感染症によって交代が作られて細菌と抗体が結合したものが腎臓に入り込んで糸球体に障害が生じてしまいます。

急性腎炎は子供に多く見られ、そのうちの1割が慢性の腎炎になります。急性腎炎の場合は水分量の制限が必要ですが、病状によっては塩分やたんぱく質にカリウムも制限する必要があります。

慢性の場合は9割が原因不明といわれています。自覚症状が少ないため、放置すると慢性腎炎から腎不全になってしまいますが、腎機能そのものが正常であれば、極端に食事制限をする必要はありません。ただしこれ以上症状を進行させないためにも、塩分を控えた食事をする必要があります。

ですが、慢性腎臓病でもステージ3からステージ5は塩分だけではなくたんぱく質やカリウムも制限する必要があります。ステージ3から5に移行してしまった場合は、かかりつけの医師の下で、しっかりと管理することが慢性腎炎の進行を抑えるとともに合併症の予防にもつながります。

ネフローゼ症候群の場合

高度のたんぱく質尿と低タンパク質血症、脂質代謝異常症にむくみなどを呈する症候群の事をネフローゼ症候群といいます。原因は腎炎がほとんどで、糖尿病や全身性エリテマトーデスなどの合併症を誘発するものもあります。トイレをした際に泡が出来ていると感じた場合、何等かの腎障害が発生していると感じたほうがいいでしょう。

ネフローゼ症候群の食事療法として、微小変化型ネフローゼ症候群以外のものは総エネルギーは35、たんぱく質は0.8、塩分量は5で水分量は制限せずカリウム値は血清カリウム値によって増減をします。

治療反応良好な微小変化型ネフローゼ症候群の場合、総エネルギーは35、たんぱく質は1.0から1.1、塩分は0から7でカリウムは血清カリウム値によって増減し、水分の制限はありません。糖尿病など合併症を引き起こした場合は、糖質の管理も必要となります。

ほかにも入院時や安静時以外は運動療法を必要とします。特に糖尿病の場合は運動療法を取り入れることで体に蓄積した余分なエネルギーを消費し、血糖値のコントロールをすることができます。

腎不全の場合

間質の繊維化と糸球体の硬化が進行して腎機能が低下し、尿の出が悪くなってしまいます。腎不全は急性のものと慢性のものがあり、急性のものは大出血ややけどに下痢や嘔吐によって体液や電解質が大量に失われた状態です。

慢性は長い期間を経て徐々に症状が進行していきます。初期は自覚症状がほとんどありませんが、進行すると尿毒症になります。尿毒症とは腎臓の働きが落ちてしまい、体の中に老廃物が排泄されずにたまったことで尿毒症になってしまいます。

主な症状はむくみに倦怠感や食欲不振、ひどい場合は呼吸困難などの症状も見られます。腎不全になった場合は透析が必要なのと、食事制限が必要になります。カリウムや塩分の摂取量を抑え、食物繊維とEPAを摂取することで腸内の善玉菌が増えてアンモニアの生成を抑えることが出来ます。

イモ類にはカリウムがたくさん含まれているので、ゆでる際に茹でこぼしたり生野菜を摂取する際は水でさらしてカリウムを減らしたりします。カリウムは水溶性なので、こうした対策が効果的です。水分摂取量はかかりつけの医師と相談をしたうえで摂取していきましょう。

食事療法で得られる効果

食事療法をすることで病気の要因を減らすことが出来ます。脂っこい洋食から和食へ切り替えることで塩分や脂質に糖分のバランスが改善し、糖尿病や高血圧に肥満など様々な生活習慣病のリスクを改善することが期待できるからです。それぞれの病気を入り口で予防できるのも食事療法のポイントです。

例えば健康診断で血圧が高く注意と診断されたとき、そこから高血圧症に移行する前に高血圧を改善するためには肥満の改善と食事からの塩分量の調節が必要になります。

注意ということはまだ病気の入り口段階にあるため、食事療法と運動療法を取り入れることでそこから高血圧症へ移行することを未然に防ぐことが出来るという事です。腎臓病も同じく、健康診断で腎臓に関する数値が悪く、注意を受けた場合、食事内容を見直すことで病気を未然に防ぐことが十分可能です。

病気と診断されている場合でも、食事内容を見直すことで病気の悪化を防ぎ症状を改善することも期待できます。腎臓病食は塩分とカリウムの摂取を気を付けることで腎臓への負担を軽減し、回復にもつながります。

制限食の種類・タイプ

カロリー調整食

1食あたりのカロリーを抑えた食事制限用の食事です。ごはんを除いて1食あたり200kcalや300kcalなど、摂取カロリーに適したコースを選択できます。タンパク質や塩分量などは栄養士がトータル栄養バランスを考え、栄養計算しながらメニューを作っているでしょう。

ただし、カロリーの設定は各食事宅配事業者によって異なるため、きちんと確認しておく必要があります。

糖質調整食

カロリー調整食に替わるものとして近年広まりつつあるメニューで、糖質が少なめに調節されています。カロリーやタンパク質、塩分などのバランスも栄養士がきちんと栄養計算しているので、これ1食で必要な栄養素をバランス良く摂取できるでしょう。

また、腎臓に疾患が見つかった人はもちろん、糖尿病の人やダイエット中の人にも向いています。

タンパク質調整食

タンパク質を少なめに整えた食事制限用のメニューです。それと同時にカロリーはきちんと摂り、塩分やカリウム、水分やリンは抑えられるよう栄養士が栄養計算しています。

腎臓病は腎機能の程度によって、1人ひとり摂取できるタンパク質量が異なるものです。そのため、タンパク質調整食は、医師から指示されたタンパク質量に適するコースを選択できるのが一般的です。

塩分調整食、減塩食

腎臓病の方は塩分を多く摂ると血圧が上昇し、腎臓に負担を与えてしまいます。塩分調整食や減塩食は、1食あたりの塩分量を抑えた食事制限用のメニューで、業者によっては塩分を抑えても十分濃い味を楽しめるよう工夫が凝らされており、しっかりした味わいを実感できるでしょう。

塩分量は2~6gの範囲に抑えているので、少しずつ減塩したいという人にもおすすめです。

カリウム・リン調整食

腎機能が低下している人は、カリウムやリンを体外に排出しにくく蓄積しやすいです。高カリウム血症や動脈硬化の促進に繋がるため、何としても避けたいものでしょう。そこで活躍してくれるのが、1食あたりのカリウムやリンを抑えたカリウム・リン調整食です。

腎臓病の人だけでなく、腎不全や透析中の人にも向いているでしょう。

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