宅配に任せて、ひと安心 食事が後押し、おすすめ腎臓病食リスト

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ステージ別に見る食事療法

 

ステージによって必要な食事療法が異なる

腎臓病の進行度は、eGFRと呼ばれる数値によって1~5の5つのステージに区分されます。eGFRとは、腎臓が老廃物を尿として排出する力を示しており、この数値が低いほど腎機能が低下していることになります。

食事療法のポイントは進行度によって変わりますので、医師や栄養士のアドバイスをもとに、それぞれのステージに合った食事を取る必要があるでしょう。

ステージ1~2の食事療法

ステージ1はeGFRが90以上であり、腎機能は正常または高値とされます。ステージ2はeGFRが60以上90未満の状態を指し、腎機能は正常または軽度の低下が見られます。どちらも慢性腎臓病の段階ではないものの、基礎疾患として生活習慣病を持つ方や喫煙習慣のある方にとってはリスクの高い状態です。

大きな食事制限はありませんが、塩分の過剰摂取に注意する必要があります。男性で1日あたり8g以下、女性で7g以下が目安です。特に高血圧やむくみのある人は減塩を意識した食事内容にし、塩分摂取量は3~6g/日になるような心がけが大切になります。

また、肥満を防ぐために、1日のカロリー摂取量は標準体重あたり25~35kcal/日にとどめることを推奨されています。腎臓に負担をかけるたんぱく質の摂りすぎにも注意が必要です。たんぱく質量は標準体重あたり1.3g/日を目安にしましょう。

ステージ3の食事療法

ステージ3はeGFRが45以上60未満で、腎機能が軽度~中程度に低下している状態を指します。むくみや尿の異常、倦怠感といった自覚症状が現れ始める段階であり、食事制限が必要になります。エネルギーの過剰摂取に注意し、たんぱく質量は標準体重あたり0.6~1.0g/日、塩分は3~6g/日に抑えるようにしましょう。

高カリウム血症のリスクが高まった場合にはカリウム制限を行います。生野菜は茹でこぼす、水にさらすなどの工夫で回避できます。

ステージ4の食事療法

ステージ4はeGFRが30以上45未満で、腎機能は中程度~高度に低下している状態を指します。慢性腎不全が疑われるため、医療機関での治療が必要です。腎機能の低下により、貧血や高血圧、ミネラルの異常、骨の異常などの症状を併発することもあります。

この段階での食事制限の目的は、現状を維持して透析治療の開始を遅らせることです。たんぱく質は0.6~0.8g/日、塩分は3~6g/日以下に抑えるようにしましょう。カリウム制限は医師の指示によりますが、2000mg/日以下に制限する場合が多いでしょう。

ステージ5の食事療法

ステージ5はeGFRが15以上30未満、腎機能は高度に低下している状態です。腎不全となって透析治療が必要となる可能性も高く、すみやかに医療機関での治療を開始すべき段階と言えます。

食事療法はもっとも厳しい段階になり、カリウムは1500mg/日以下に抑えなければなりません。塩分制限やカロリー制限、たんぱく質制限は、ステージ4と同様に続けましょう。

透析治療の導入以降の食事療法は、医師の指示に従ってください。

どのステージにおいても食事療法は重要

腎臓病と食事療法は切り離して考えることはできません。ステージ1~2では比較的症状が軽く、食事療法によって腎機能の低下を抑えられます。ステージ3、ステージ4では腎機能を回復させることが難しいため、食事療法で症状の進行を遅らせることが非常に重要。ステージ5でも、残った腎機能を維持するために食事療法を続けることが助けになります。

それぞれのステージに合わせた食事制限を行うことが大切なのです。

しかし、たんぱく質や塩分の量に配慮した食事を毎日作るのは難しく、負担も大きくなりがちです。また、腎臓にかかる負担を減らすために食事療法が重要だとわかっているからこそ「本当にこの食事内容でいいのだろうか」という不安も生じるのではないでしょうか。

そんなときは腎臓病食の宅配サービスを利用するのもおすすめです。プロの管理栄養士によって栄養バランスを考慮されたメニューが、毎日の食事で手軽に取り入れられます。

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